2012年05月22日

鉄のこと 9 ひねり(ツイスト)

鉄を炉で焼き、両端固定して回転するとひねりが加わり模様となります。
主に角棒を使用しますが部材によってはさまざまな表情を呈します。
Lorelei Sims著The Backyard Blacksmithより抜粋


丸棒をツイストしても何ら変わりませんが2本.3本と一緒にツイストすると面白い感じになります。
細い丸棒4本束ねツイストしさらに反対方向にツイスト(よりを戻す)すると、バスケットという技法になります。




私の所属するABANAのカンフlファーレンス(2年越しに開催)では鍛冶屋職のメンバーが新しいツイストを披露してくれます。たとえば角パイプをツイストしたり アングルをツイストしたり思わぬ表情を見せてくれます。
ツイストに欠かせない道具 (twisting wrench)も各自で考案し使用します。
私のはオーソドックスなパイプ゚レンチに取っ手をつけたものです。
パイプレンチを1回転しても模様は1/4 同じ角が1回転するためには4回レンチを回転させます。

中でも美しいツイストにパイナップルツイストがあります。まずツイストしますどちら方向でもかまいません。
炉で焼き四角に叩き戻します。4面の真ん中にチズルで切れ目をつけます。
最初の回転とは反対方向にツイストするとパイナップのようにダイヤモンド形が現れます。

  


Posted by ミツ at 10:25Comments(0)